「見たことある気がする。。。」
そう思いながらも
よく見れば、全然違っていたりすることは
どの社会においても同じこと
なにかどこかに似ていながらも
実は違うそんなバード

BIRDS BY TOIKKA
sinisafiiri
さてどこかで見たことがあるような気がするのは自分だけではないはず
というのも
クリアな透過ガラスにラスターという
比較的バードにはよく使われた技法でのバードだからだろう
そもそも
Sinisafiiriという言葉は
「ブルーサファイア」という
宝石の意味なんですね
宝石には疎めの自分。バードが学びを与えてくれることもしばしば
言葉の意味を知ると
どのようなイメージで作られたのかが想像を膨らませてくれる

ブルーサファイアを表しているのは
いうまでもなくボディのカラーだろう
バードで使われるブレー系のガラスの中では濃いめのブルーが使われている
濃いめとはいえ、濃度が濃くブラックの方によっていくわけではなく
どちらかといえば藍色に近いような深いカラーのブルー
100th Doveのようなブルーもあれば
sinisafiiriのようなブルーもあり、
色によっての印象は全く違ってくる

もちろん透過も素晴らしい
濃いめのブルーがまた色濃い影を映し出す

尻尾部分の色味がまた素敵
ガラスの揺らぎもとても綺麗に映る

フォルムバランスは全体的に丸っこい
全体的にかなりなだらかでとても可愛らしい印象
ぽてっとした丸みは空間も和やかにしてくれる

フォルムの話をするなら特徴的なのは
やはりこの首部分
短く太めの首はなかなか見かけないデザイン
先に言っていた「なんか見たことある。。。違うか??」
と
一味違った印象を残していくのはきっとこの首のフォルムだろう

そんななだらかな首の丸っこさのおかげで
とても可愛いずんぐりな雰囲気になってくれる
似ているバードのpekkasiiniやsinikkiとは
フォルムのおかげか全くと言っていいほど違った雰囲気に映るだろう

横からももちろんだが
正面から見ればボディとの差が少ないがよりよくわかる
ふわふわとした雷鳥のような鳥を
モデルとしているのだろうか
羽毛たっぷりのふくよかな見た目
フォルムはどちらかというと
Willow grouseなんかに似ているのかな?
クリア系のものでの採用は少なそう。

生産数は500体と結構すくなめ
ナンバリングのカットサインも入っているのがまた嬉しいポイント

頭部はクリアガラス
綺麗なクリアガラスにボディの深めなブルーの奥行きが美しい
気泡のキラキラもいいポイントになっている
頭部は斜めについており
それもまたいい表情になっている

中型くらいのバードなので
どんなバードとも相性がいい
丸っこく頭部も傾きでつけられているのは
他のバードと組み合わせるとより楽しい印象を作れそうだ
宝石の名を持つバードは少なめで
ブルーサファイアを見て見れば
深く惹き込まれ、ファンが多い宝石なのもよくわかる
宝石ほど気高く品がいい
そういった印象は自分としてはほど遠く
何よりも可愛くおっとりとした印象を感じた
ありそうでなかったデザインのバード

BIRDS BY TOIKKA
sinisafiiri
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