日本らしい和の雰囲気
丁寧な仕事がよくわかる逸品
ふと疑問に感じたのはナンバリングについて
アートピースには枕詞としてkfがついているのか??
日常製品には数字のみとなっているのだろうか??いつか知ることができれば嬉しい

Kaj Franck
1369 Desert bowl with teak


吹きガラスで作られた器
底部には厚めのガラスで成形されており
薄めな飲み口がまた繊細さを引き立てている

現物を見る前に写真で想像していたのは
お猪口ぐらいの小さなサイズをイメージしていたのだが
デザートボウルの名の通り直径11cmほどのしっかりとしたサイズ

底部のガラスがしっかりとした厚みをしており
横から見れば凸レンズのよう
触れてみれば分かるのだが底部はカクカクとコップのようになっているのではなく
滑らかにアール状になっている
そのため、横から見て徐々に窄まっているような形状が見えるのだろう

素敵なチークのトレイ
専用のトレイがあることも「何か」特別さを感じることができる
涼しげで軽やかながら、
他素材の「木」が入ることでより一段引き締まった印象を持つ
自然物である素材を用いているため
トレイの色味も千差万別、その差もまた楽しめるポイントだ
トレイやソーサーという
現代社会では排除されそうなモノかもしれないが
それでもこういった特別感、贅沢感は素敵だと思う
ヴィンテージらしく色濃くなったトレイ
北欧家具はもちろんのこと
食器に使われる木もまたとても美しい

とてもシンプルな作品のため
無彩色のペンギンともいい感じ
可愛さと繊細さ
チーク素材のソーサーがいい具合のアクセント

実際に使用されているシーンも容易に想像できる
一人一人、丁寧に作られたデザート、1369で囲む団欒の時間は
フィンランドらしく豊かな時間で過ごしていただろうな
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